こんにちは。
“わんこのための石けん&ホームケア”をお伝えしている
村上かおりです。
9月に入り、
日差しはまだまだ眩しいけれど
風がずいぶん秋めいてきました。
犬は暑さにとても弱いので
少しホッとしています。
ただ、季節の変わり目には
体調を崩すワンちゃんが
けっこう多いので心配です。
中医学的にいうと
秋は乾燥の季節。
そして呼吸器に
トラブルが出やすい季節と考えられています。
せき、鼻水、呼吸不全などですね。
臓器でいうと「肺」…呼吸機能全般に
影響が出やすいと考えられています。
ちなみに東洋医学では
季節を次の5つに分けて考えています。
春
夏
長夏(夏の終りの1ヶ月)
秋
冬
長夏は「湿」の影響が強い季節です・
気温が高く、湿度も高い時期です。
体に「湿」と「熱」がこもりやすく
浮腫や皮膚疾患を起こしやすくなります。
うちの犬たちも
この季節はジクジクして
かゆい湿疹に悩まされがちです。
まさに、体に溜まった湿と熱のせいですね。
さて、その次に来る秋は
乾燥がはじまる季節。
体の中の水分が不足しがちになります。
湿からいきなり乾燥…
そりゃあ、体もついていけませんよね。
さて、東洋医学的にわけた5つの季節。
それぞれに対応する臓器があります。
春…肝
夏…心
長夏…脾・胃(脾臓ではなく、消化器のこと)
秋…肺
冬…腎
やはり秋は肺。
というわけで、
この時期は
乾燥しがちな肺を
食事やハーブなどで
潤してあげる必要があります。
まず食材としては
山芋、にんじん、モロヘイヤ、アスパラガス、
春菊、エリンギ、黒ごま、鶏卵,
きくらげ、ズッキーニ、冬瓜、れんこん、
梨、バナナ、りんごなどがおすすめです。
これらの食材は体内の乾燥状態を改善してくれたり
肺を潤す働きがあります。
ハーブでは以下のものがおすすめです。
マシュマロウ(肺や気管などの粘膜を潤す)
ペパーミント
エルダーフラワー(別名、インフルエンザの特効薬)
この時期、いつものハーブブレンドにちょっと多めに加えてあげてくださいね。
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