こんにちは。
“わんこのための石けん＆ホームケア”をお伝えしている
村上かおりです。
先日、ハーブの先生（ぽちの和 まつばらりつこさん）から
ワンちゃん用のお散歩スプレー作りを習ってきました。
手作りのお散歩スプレーというと
っていう組み合わせですが、
今回はハーブウォーターがメインです！
ハーブウォーターをメインにすることで
精油の使用量が抑えられます。
（精油って、実はちゃんとした知識のもとに
正しい濃度で使わないと
わんちゃんの体に思わぬ負担をかけることもあるんです）
つまり・・・
敏感な犬の嗅覚にとっても優しい
お散歩スプレーなのです。
さらに何種類かのチンキ剤も加えて
虫が嫌がるよう工夫をこらした
犬のからだに優しいスプレーです。
私はペパーミントのハーブウォーターをメインにして
ほんの少し柑橘系の精油を足して
チンキ剤も爽やか系でまとめてみました。
なかなか快適な使い心地です。
犬の嗅覚は人間の1億倍ともいわれます。イチオク・・・！
さてさて、
今回の主役ハーブウォーターですが
精油に比べると
まだまだ認知度は低いようです(泣)
ハーブウォーターって何？
そう思っている方もいらっしゃる方のために
簡単にご説明しますね。
精油を作る時に
植物を大きな蒸し器のようなものに入れ
下から熱い蒸気をあてる
水蒸気蒸留法という方法があります。
すると
熱い蒸気に
植物の香りなどの有効成分が
溶け出します。
その蒸気を冷やすと液体になりますが、
上に浮かぶのが油溶性成分の精油
下にたまる水分がハーブウォーターです。
家庭用のごく小さなハーブウォーターメーカーもあります。
ガラス容器の下の部分にハーブと水を入れ
下から炎で温めます。
上にのぼった蒸気はガラスのふた（上にはたくさんの氷）
にぶつかると、
冷えて下のガラス容器に落ちる仕組みです。
2時間程度で20mlの容器がいっぱいになります。
その容器にたまったものが
ハーブウォーターです。
（この程度の量だと、精油はほとんど採れません）
蒸気によって植物から抽出された成分のうち、
ハーブウォーターに含まれるのは水溶性成分
精油に含まれるのは油溶性成分です。
だから、同じ植物から取り出しても
精油とハーブウォーターでは若干香りが異なります。
私が好きな言葉に
「精油は植物の力
ハーブウォーターは植物の魂」
というものがあります。
蒸留所の職人さんの言葉だそうですが、
とても奥深くて素敵な言葉だと思います。
なぜ、ハーブウォーターが植物の魂なのか・・・
そのあたりのお話や
わんちゃんのケアの時の使い方はまた今度。
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