こんにちは。
“わんこのための石けん&ホームケア”をお伝えしている
村上かおりです。
たまにはジャンキーなものも食べたいらしいです(笑)あげないけど〜
私が愛犬の食事を完全手作り食に変えた経緯は
こちらの記事からお読みいただけます⬇
我が家の手作り食の基本的な作り方は
こちらの記事からお読みいただけます⬇
前回の記事で書いたように
手作り食にいれる野菜、
普段は薬膳の考えを参考にしながら選んでいます。
一番先に考えるのは、
体を温める食材か冷やす食材かということ。
薬膳の考えでは「五性」といいます。
基本は体を温めも冷やしもしない「平性」の野菜が多いですが、
夏場は体を冷やす「涼性」や「寒性」の野菜を増やします。
旬の野菜はうまくできていて
夏場は体を冷やす物が多く、
冬場は温める物が多くなります。
だから、なるべく旬の野菜を多く使うようにしています。
体調が良いときは、
この五性だけで食材選びをします。
今朝の野菜は昨日の残り。
ゴーヤが寒性、トマトが微寒、しめじが涼性です。
あとは平性。
暑さが厳しいので、温性、熱性の野菜は入れていません。
けれど、
お腹をこわしたり
湿疹ができている時は
普段とは違うマイルールで野菜を選びます。
例えばお腹をこわしてうんちがゆるい時や
粘膜便が出る時。
私がよく使うのは里芋と葛です。
軽い下痢のときは
繊維の多い野菜を減らして、
その分里芋を多めにしています。
ビタミンD補給のために毎日あげているきのこ類も
下痢の時はお休みします。
さらに下痢をしている時はお腹が冷えていることが多いので
温めるために生姜も少々(必ず加熱)。
そして消化を助けるために
野菜類は茹でた後にブレンダーで
トロトロのペースト状にします。
お腹がややゆるめの日のごはん。野菜は繊維分の少ないものを選び里芋多め。
やわらかく茹でた後、ブレンダーでトロトロにします。肉、ごはんは通常通り。
ハーブのパウダーをかけたら、最後に葛ねりをトッピング(写真は葛を入れる前)
そこに葛(本葛にかぎる)を水でトロトロに煮たものをかけます。
我が家であげる時は
葛湯とくず餅の間くらいの固さです。
葛には冷えた体を温める働きがあり、
止瀉の働きもあります。
下痢で炎症を起こした腸粘膜にベールをはるように
やさしくコーティングしてくれるとも聞きました。
下痢がひどくて普通の食事があげられないときは
葛煉りだけを与えることもあります。
葛は栄養補給にも良い食材なので安心です。
(お腹のことを考えると絶食も良いのですが、
2頭いるので1頭だけ絶食…というのは難しいのです)
いつも使っている吉野の本葛。値段はちょっと高いですが
必ず本葛を使うようにしています。
それ以外には
りんごの水煮もいいですよ。
(皮をむいて小さく切ったりんごを水でしばらく煮る。
柔らかくなったら火をとめ、冷ましてから与える)
あとは腸粘膜をケアするハーブ、
マシュマロウやカレンデュラ、ジャーマンカモミールなどを
いつもより多めにあげます。
この方法で
下痢をしても長引くことは少なくなり、
たいていは半日〜1日で治ることが多くなりました。
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(続く)
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