湘南いぬ部★おうちでできる愛犬ケア

飼い主だからできる愛犬のホームケア&愛犬の皮膚に優しい手作り石けんのこと

私が完全手作り食にしているワケ⑤〜体調に合わせたお野菜選び〜下痢編

こんにちは。

 

“わんこのための石けん&ホームケア”をお伝えしている

村上かおりです。

 

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たまにはジャンキーなものも食べたいらしいです(笑)あげないけど〜

 

私が愛犬の食事を完全手作り食に変えた経緯は

こちらの記事からお読みいただけます⬇

 

我が家の手作り食の基本的な作り方は

こちらの記事からお読みいただけます⬇


前回の記事で書いたように

手作り食にいれる野菜、

普段は薬膳の考えを参考にしながら選んでいます。

 

一番先に考えるのは、

体を温める食材か冷やす食材かということ。

 

薬膳の考えでは「五性」といいます。

 

基本は体を温めも冷やしもしない「平性」の野菜が多いですが、

夏場は体を冷やす「涼性」や「寒性」の野菜を増やします。

 

旬の野菜はうまくできていて

夏場は体を冷やす物が多く、

冬場は温める物が多くなります。

 

だから、なるべく旬の野菜を多く使うようにしています。

 

体調が良いときは、

この五性だけで食材選びをします。

 

 

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今朝の野菜は昨日の残り。

ゴーヤが寒性、トマトが微寒、しめじが涼性です。

あとは平性。

暑さが厳しいので、温性、熱性の野菜は入れていません。

 

けれど、

お腹をこわしたり

湿疹ができている時は

普段とは違うマイルールで野菜を選びます。

 

例えばお腹をこわしてうんちがゆるい時や

粘膜便が出る時。

 

私がよく使うのは里芋です。

 

軽い下痢のときは

繊維の多い野菜を減らして、

その分里芋を多めにしています。

ビタミンD補給のために毎日あげているきのこ類も

下痢の時はお休みします。

 

さらに下痢をしている時はお腹が冷えていることが多いので

温めるために生姜も少々(必ず加熱)。

 

そして消化を助けるために

野菜類は茹でた後にブレンダーで

トロトロのペースト状にします。

 

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お腹がややゆるめの日のごはん。野菜は繊維分の少ないものを選び里芋多め。

やわらかく茹でた後、ブレンダーでトロトロにします。肉、ごはんは通常通り。

ハーブのパウダーをかけたら、最後に葛ねりをトッピング(写真は葛を入れる前)

 

そこに葛(本葛にかぎる)を水でトロトロに煮たものをかけます。

我が家であげる時は

葛湯とくず餅の間くらいの固さです。

 

葛には冷えた体を温める働きがあり、

止瀉の働きもあります。

下痢で炎症を起こした腸粘膜にベールをはるように

やさしくコーティングしてくれるとも聞きました。

 

 

下痢がひどくて普通の食事があげられないときは

葛煉りだけを与えることもあります。

葛は栄養補給にも良い食材なので安心です。

(お腹のことを考えると絶食も良いのですが、

2頭いるので1頭だけ絶食…というのは難しいのです)

 

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いつも使っている吉野の本葛。値段はちょっと高いですが

必ず本葛を使うようにしています。

 

それ以外には

りんごの水煮もいいですよ。

(皮をむいて小さく切ったりんごを水でしばらく煮る。

柔らかくなったら火をとめ、冷ましてから与える)

 

あとは腸粘膜をケアするハーブ、

マシュマロウカレンデュラジャーマンカモミールなどを

いつもより多めにあげます。

 

この方法で

下痢をしても長引くことは少なくなり、

たいていは半日〜1日で治ることが多くなりました。

 

続きの記事はこちらからお読みいただけます⬇


 

(続く)

 

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