湘南いぬ部★おうちでできる愛犬ケア

飼い主だからできる愛犬のホームケア&愛犬の皮膚に優しい手作り石けんのこと

私が完全手作り食にしているワケ⑧〜給餌量どうする?

こんにちは。

 

“わんこのための石けん&ホームケア”をお伝えしている

村上かおりです。

 

「私が完全手作り食にしているワケ」のこれまでの記事は

下のリンクからお読みいただけます。

 

①ドライフードを止めたきっかけはストラバイトでした

②ストラバイトの原因はドッグフード?

③獣医さんに習った、我が家の手作り食の作り方

④お野菜選びは薬膳の考え方で

⑤体調に合わせたお野菜選び~下痢編

⑥体調に合わせたお野菜選び〜湿疹編

⑦お肉と魚の選び方と調理法

 

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手作り食を始める時、皆さんが気になるのは

「どれくらいの量をあげればいいの?」

ということではないでしょうか?

 

私も、ドッグフードから手作り食に変える時、

すごく悩みました。

 

給餌量については

ネットなどで調べるといろいろな計算法が紹介されています。

 

 必要カロリーから求める方法

 必要なタンパク質量から求める方法

 ドッグフードで食べていた量から求める方法 などなど

 

私が最初に習った方法は

ドッグフードと同じ嵩(見た目の量)からスタートする

というものでした。

 

正直、見た目の量…というのはわかりづらく

やりにくかった記憶があります。

  

このサイトは

わりとわかりやすいのでおすすめです。

 

ただ、ここに出ている数値は

あくまでも最初のスタート時の目安とお考えください。

というのも、

同じ量をあげても

個体によって消化吸収には結構な差があるからです。

 

皆様の参考になるかわかりませんが、

今うちのゴールデンレトリバーにあげている量は

以下の通りです。

 

①兄犬アイビー

ゴールデンレトリバー、♂、7歳、去勢済、体重30kg、

運動量は普通〜少なめ

 

1日の給餌量

肉・魚 500g〜560g

野菜 400g〜500g程度

雑穀米 100〜150g程度

 

②弟犬エール

ゴールデンレトリバー、♂、5歳、去勢済、体重27kg、

運動量は普通

 

1日の給餌量

肉・魚 700g〜750g

野菜 400g〜500g程度

雑穀米 200〜250g程度

 

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アイビーとエールは同じブリーダーから迎えており

血縁的には非常に近い間柄です。

 

体格はアイビーはやや細身

エールはかなり痩せ型です。

どちらも健康状態は良く、疾患などはありません。

 

いつも一緒に散歩に行くので

運動量もそれほど違わないと思います。

(弟犬エールの方が、やや活発)

 

そんな似たような2頭ですが、

食事量はこんなに違います。

 

手作り食を始めたときは同じような量ではじめましたが、

エールの方がどんどん体重が落ちてしまい(30キロ⇒25キロ)

体重を維持するために試行錯誤を繰り返した結果

今の量に落ち着きました。

落ち着くまでには

半年以上かかりました。

 

一方アイビーは、あまり体重変化がなく(32キロ⇒30キロ)

苦労せずに今の量に行き着きました。

 

同じ犬種でも

個体によって

これほど違うのです。

 

それは、その個体の消化能力や腸内細菌の状態

運動量、年齢などによって

健康な体を維持するために必要な食事量が

大きく違うからだと思います。

 

こればかりは

やってみないとわからない・・・というのが

正直なところです。

 

はじめは本などから目安になる数字を見つけ

とりあえずスタートしてみる。

 

手作り食を始めると

うんちの状態や体重はどんどん変化していきます。

その状態をしっかり観察しながら

あげる量や食材などを

少しずつ増やしたり減らしたりしながら

その子の最善のごはんを見つけていくことが大切だと思います。

 

私はエールのストラバイトの有無や

体重の変化が心配だったので

手作り食を始めた時は2ヶ月に一度のペースで

血液検査と尿検査をしていました。

 

うんちの記録も毎日していました。

(重さ、見た目、匂いチェック、

ちょっとほぐして消化せずに残っているものチェック)

 

そんなことをしなくても

まったく問題なく手作り食に移行できる子もいますが

もし心配ならば獣医さんと協力しながらすすめていくのも

ひとつの方法だと思います。

最近は手作り食に理解がある獣医さんも

増えているようなので心強いです。

 

給餌量と内容(肉。野菜、穀類のバランス)の見直しは

今も継続中です。

というか、

手作り食を続けている限り

見直しは永遠に続きます。

 

その時々の体調や体重にあわせて

内容を柔軟に変えていけるのが

手作り食の一番の良さだと思うのです。

 

ちなみに私が手作り食の参考にしている本はこちらです。

 

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あとは、いくつも講習に行って

いろんな先生から手作り食を習ってきました。

そして、少しずつ自分スタイルを見つけてきました。

このブログも

皆様の手作り食の参考になると嬉しいです。

 

続きの記事はこちらからお読みいただけます⬇

 

(続く)

 

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